雪
2012年です あけまして
私は雪ふかい場所に生まれ 雪を見て育って
昨年は見に帰ってくることの出来なかった雪 今年は見に帰ってくることが出来た!
しんしん降る風景を黙って眺めていると なにか自分の中に戻ってくる気がする
年末年始は 故郷で家族とゆっくり過ごすという人が多いと思うけれど
新たな年の区切りに 自分の原風景に会いにいくというのは 正しい行動だと思う
ぼんやり観る正月番組や 久しぶりに会う血の繋がりや 見慣れすぎてしまった風景や
毎年繰り返す 同じような日本の正月の風景
繰り返すあたりまえのことも 自分の要素だから
亡き祖父のコレクション棚を見ていたら 見覚えのある小さな赤い箱が
開けてみると なんと伊豆大島の民芸品 ヌード耳かきが出てきた
私が先日伊豆大島で 惚れ込んで大量購入してきた代物
15年以上前にまったく同じことをしている この血の不思議さよ!
私の正月はいつも通りなのです
映画を見たり
図書館みたいに山積みの 母の民話絵本を読み漁ったり
最近 伊丹十三作品が無性に見たくなるのはなぜなのか
ちいさな頃にはじめて見た時には いろんなものが剥き出しで びっくりしたもんだ
喜びも 悲しみも 欲望も 善も 悪も 男も 女も
ぜーんぶ剥き出し
それって人間だなあ
人間たち 今年もよろしく
SATO





